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HOME  > 専攻概要  > 講義・実習  > 分子生物学実習

分子生物学実習

担当:荒川憲昭、林郁子、和田忠士、鈴木正則、長谷川由紀、井上仁、石戸聡

現在、構造生物学を始め、生物学の多くの諸分野において、分子生物学的手法は、欠くことのできないものとなっています。
その中でも特に組換えDNA実験法は分子生物学的手法の中心的手技です。

分子生物学実習では、そのうち基本的な手技を月曜から金曜日までの5日間(午前・午後)で学びます。

分子生物学実習のスケジュール

月曜日 プラスミドの制限酵素処理、ライゲーション反応、大腸菌のトランスフォーメーション。
火曜日 コロニーPCR、アガロースゲル電気泳動、試薬調整。
水曜日 プラスミドDNAのミニプレップ、DNAシーケンス反応、組換え大腸菌の培養と発現誘導
木曜日 大腸菌の粗抽出液の調整と組換えタンパク質のクロマトグラフィー精製、DNAシーケンス解析
金曜日 SDS-PAGE、ウエスタンブロティング、後片づけ。

実習で学ぶテクニックは上記のようなものですが、実はあるストーリーがこの実習のなかには隠されています。
簡単にいうと、1)あるDNA断片をプラスミドへサブクローニングして、グルタチオンSトランスフェラーゼ(GST)との融合遺伝子の作成し、2)サブクローニングしたDNAの塩基配列を決定すると同時に、3)作成したGST 融合タンパク質を発現精製して、4)GST-プルダウンアッセイによりタンパク質相互作用を解析し、得られた実験結果の考察を行います。

生物系学部出身者は、学生実習や卒業研究で、既に、分子生物学的手法を学ばれた方も多いと思います。本実習で、いままでの知識を再確認するとともに、原理についてより深く理解してください。さらに、本実習の根底に隠されたストーリー(上記にしたのは、ほんのヒントだけです)を理解していただくことを期待しています。

また、物理系化学系の出身者など分子生物学的手法を学ばれていない方は、最初、少々戸惑うかもしれませんが、恐れるに足らず!です。総勢10数人に及ぶ、本研究科の准教授・助教の先生が手取り足取り教えてくれます。分子生物学の基礎的実験法について、是非、実際に手を動かして体験してみてください。そうして、生物系出身者と同様に、本実習の隠れたストーリーを発見して、分子生物学実験で“わかるおもしろさ”を実感してください。

分子生物学実習の様子

分子生物学実習の様子(電気泳動)

DNAを分離解析するために、サンプルをアガロースゲル電気泳動にアプライしようとしている様子。

分子生物学実習の様子(教員の指導)

SDS-PAGE用のゲル作成について教員がアドバイスしている様子。

このように、分子生物学実習では多数の教員がこまやかな指導をします。

分子生物学実習の様子(DNA配列解析)

自らサブクローニングしたサンプルのDNA配列を解析している様子。