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公募研究

 「公募要領」新学術領域研究( 研究領域提案型 )の研究概要



13 天然変性タンパク質の分子認識機構と機能発現



領域略称名:天然変性蛋白質
領域番号 :3102
設定期間 :平成21年度~平成25年度
領域代表者:佐藤 衛
所属機関 :横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科


 





  生理的条件下でポリペプチド鎖が大きく揺らいだ状態で存在する天然変性タンパク質は、複数のターゲット分子と特異的に相互作用する細胞内ネットワークのハブタンパク質として非常に重要な役割を担っている。本研究領域では、構造生物学、分子生物学、情報生物学の3分野の研究者が連携し、天然変性タンパク質がどのような機構で複数のターゲット分子を認識して機能を発現するかについて、その構造科学的・機能科学的基盤を理論的・実験的に解明し、次世代の生命科学の礎となる物理学・化学・生物学が真に融合した新しい学際的な研究領域の構築を目指す。
 このため、本領域では、天然変性タンパク質の構造解析の手法や方法論を開発する研究(A01)、天然変性タンパク質の機能を分子生物学・生化学・分子遺伝学的手法で解析する研究(A02)、天然変性タンパク質の分子認識機構を理論的な観点やデータベースに基づいて予測する研究(A03)を設定し、それらの研究に参加する研究者が密接に協力・連携し合うことによって、新しい学際的な研究領域を構築する。そのために、次の研究項目について、「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これらの研究に関連する分野の2年間の研究を公募する。1年間の研究は公募の対象としない。なお、研究分担者を置くことはできない。特に、新しい発想による天然変性タンパク質の構造・機能解析や構造機能予測に挑戦する研究者を歓迎する。公募研究の採択目安件数は、単年度当たり(1年間)の応募額500万円を上限とする研究を20件程度予定している。


【 研究項目 】
A01 天然変性タンパク質の構造解析
A02 天然変性タンパク質の機能解析
A03 天然変性タンパク質の構造機能予測







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