第34回日本分子生物学会年会の詳細はこちら。
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「天然変性タンパク質研究が明かす生命の分子機構」
Functions of the intrinsically disordered regions found in various proteins
NO.2W5- I
日 時:第2日(12月14日)15:50-17:35
会 場:第5会場(会議センター3階)
オーガナイザー: 石野 良純(九大)、柴田 武彦(理研)
講演者:
西村 善文(横浜市大)
佐藤 衛(横浜市大)
太田 元規(名大)
深川 竜郎(遺伝研)
佐甲 靖志(理研)
美川 務(理研)
概 要:
タンパク質は特定の構造をとるものばかりではなく、全体または部分な変性状態がその機能に重要な意味をもつものが多く存在することに、注目が集まっている(Nature 471, 151-3)。天然変性タンパク質が生理的にどのような意味を持ち、どのような機構でそのタンパク質の有する機能発現に関わるのであろうか?本ワークショップでは、天然変性タンパク質の情報生物学的な予想と、実際の構造解析、そして、天然変性領域がどのように機能に関わるのかの研究例を紹介しながら、天然変性タンパク質の研究から、タンパク質の動的構造理解が先導する生命の分子機構の研究の将来を展望したい。